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2009年5月

Make your choice.

人生の選択。

誰でも、否が応でもその時はやってくる。就活とはまさに選択なのだと、改めて気づく毎日。

選択1

やりたい仕事とは無関係に、どんな業種でもいいから安定を求め、大手の会社に勤める。

給料、福利厚生、勤務条件などは上々。

暫し羨望の目で周りから見られることも多い。合コンでは、一目置かれる存在になれる。

会社の名前を前につけて、「~マンと合コンよ!」などとヒーロー扱いされることも。

転職を視野に入れる場合も、topからbottomは比較的容易。独り立ちもしやすい。大手の人脈、伝統が後押ししてくれるからだろう。

もちろん就職戦線では、激戦必死の戦場だが。

選択2

新興の中小企業に勤める。伸びしろ、自分の貢献度を優先。中小企業では人材が不足している分、活躍できる場が多い。

広告会社を例にとると、企画営業、制作、納品、アフターケアーなど、大手が部門を分ける部署を複数担当できる。環境は苛酷だが、一年目から会社の心臓部になることも可能。

実力をつければ、どんどん稼ぐこともdollar

しかし、スタートラインは大手に劣る。意志の強さは必要不可欠。

選択3

大学に残る。僕の場合はドクターコース。理系はドクターへ進んでも、一般企業の研究職の道はまだ開かれている。給与も比較的よろしい。

同じ階の研究室で、就職活動をしている先輩がいる。ドクターから入学したのだが、まだ就職先が見つからないそうだ。

年齢のハンデもある。大卒社会人に比べ、世に出るのが5年遅れてしまう。

就職は狭き門だが、研究に専念できるようになれば、自分のやりたいことを百パーセントすることが可能。そこが、最大の魅力だ。

学費はかかる。奨学金などで賄うより他はない。合コンでは、無視されてしまうかも。

シミュレーション:

友人 「俺は~(大手)で営業してるよ」

女の子一同 「すっご~い!」

女の子 「(僕に対して)仕事、何されてるんですか?」

僕 「まだ学生なんだ。○○の研究をしているよ」

女の子 「え?まだ、学生さん?」

一同 「…」

高校生の頃、国語の先生が

「今の君たちには無限の可能性がある。うらやましいよ。君たちに比べたら、僕の夢なんてちっぽけなものさ」

と話していた。当時はピンとこなかったが、可能性があることは本当に素晴しいことだと思う。

それはつまり、若さなのだろうrunshine

人生は選択だ。誰にでも、等しくその瞬間は訪れる。

あなたはどうする?

Make your choice.

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今朝

今朝研究室に来ると、一人黙々と机に向かうK君の姿が…

真剣pencil

締め切った部屋に厚手の長袖姿の彼。室内は恐ろしく暑いはずなのに…

強者です。

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Wave

最近の就活生は目つきが違う。

ナイフのように鋭く、光っているthunder

五月も下旬に突入しようという時に、相変わらずどの企業も若干名に数百名の応募人数。不況がこれほど恐ろしいとは。

不況は金銭的な豊かさだけでなく、人格すらも変えていく。

とある企業の面接試験前、控え室でじっとしていたが、誰も重い口を開こうとしない。かろうじて開いた学生も、無反応と見るや黙り込む。

果てしなく重い空気、漂う悲壮感typhoon

就活が始まった頃の、「初面接緊張するねup」、「お互い頑張ろうねsun」といった会話はどこへやら。

静岡の思い出が、限りなく懐かしい。

* * * * *

就活をしていると、好不調の波を感じることがある。

面接でもうまくしゃべれる時、失敗する時、波がある。

体調もそうだ。すごく元気で興奮しながら寝床についても、あくる朝はただならぬ悲壮感、不安を感じることがある。逆に、落ち込みながら寝床について、次の日には馬鹿らしい気分になり、元気になることもある。

それが人間なのだ。

人間の本質、自然の本質。それはWavewave

波動関数のように、人の心も廻っている。

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ファインマンルールの謎

前4年生がコンプトン散乱の解析をする研究をしていた。

1stオーダーの摂動でM行列を計算するものだったが、あまりの計算量の多さに一部を計算するに止まった。

見ればコンピューター解析でもA4用紙で十数枚の計算結果だ。

とても手計算では手に負えないだろう。

そう、コンピューターがなければ、現代のファインマングラフの研究はできないといっても過言ではない。

手計算で追いつかないのは、能力の限界でもある。

何が言いたかったかというと、つまりは自然の理解には限界があるのではないか?という疑問があること。

もちろん、人間にとってだ。

ファインマンルールは劇的に散乱振幅の計算量を減らした。

それにより、大掛かりな昇降演算子による計算の手間が省けた。これは大きな功績であり、進歩だ。

では、これと同じ状況が今後も続いていくのか?

科学は進歩を続けるか?

果たしてstring理論を実験的に確認できるまで、人類の科学力は進歩できるのか?

大いなる謎だ。

むしろ、自然の構造云々よりも、人間の能力によって科学は支配され、世界は理解されるのではないか?

そう思う今日この頃である。

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