Make your choice.
人生の選択。
誰でも、否が応でもその時はやってくる。就活とはまさに選択なのだと、改めて気づく毎日。
選択1:
やりたい仕事とは無関係に、どんな業種でもいいから安定を求め、大手の会社に勤める。
給料、福利厚生、勤務条件などは上々。
暫し羨望の目で周りから見られることも多い。合コンでは、一目置かれる存在になれる。
会社の名前を前につけて、「~マンと合コンよ!」などとヒーロー扱いされることも。
転職を視野に入れる場合も、topからbottomは比較的容易。独り立ちもしやすい。大手の人脈、伝統が後押ししてくれるからだろう。
もちろん就職戦線では、激戦必死の戦場だが。
選択2:
新興の中小企業に勤める。伸びしろ、自分の貢献度を優先。中小企業では人材が不足している分、活躍できる場が多い。
広告会社を例にとると、企画営業、制作、納品、アフターケアーなど、大手が部門を分ける部署を複数担当できる。環境は苛酷だが、一年目から会社の心臓部になることも可能。
実力をつければ、どんどん稼ぐことも
しかし、スタートラインは大手に劣る。意志の強さは必要不可欠。
選択3:
大学に残る。僕の場合はドクターコース。理系はドクターへ進んでも、一般企業の研究職の道はまだ開かれている。給与も比較的よろしい。
同じ階の研究室で、就職活動をしている先輩がいる。ドクターから入学したのだが、まだ就職先が見つからないそうだ。
年齢のハンデもある。大卒社会人に比べ、世に出るのが5年遅れてしまう。
就職は狭き門だが、研究に専念できるようになれば、自分のやりたいことを百パーセントすることが可能。そこが、最大の魅力だ。
学費はかかる。奨学金などで賄うより他はない。合コンでは、無視されてしまうかも。
シミュレーション:
友人 「俺は~(大手)で営業してるよ」
女の子一同 「すっご~い!」
女の子 「(僕に対して)仕事、何されてるんですか?」
僕 「まだ学生なんだ。○○の研究をしているよ」
女の子 「え?まだ、学生さん?」
一同 「…」
高校生の頃、国語の先生が
「今の君たちには無限の可能性がある。うらやましいよ。君たちに比べたら、僕の夢なんてちっぽけなものさ」
と話していた。当時はピンとこなかったが、可能性があることは本当に素晴しいことだと思う。
それはつまり、若さなのだろう
人生は選択だ。誰にでも、等しくその瞬間は訪れる。
あなたはどうする?
Make your choice.
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