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素粒子界

研究室にO氏が来訪している。O氏はかつて研究室に在籍していたこともあり、毎年、この時期にやってくる。

そのO氏から、現在の素粒子界の話を聞かせていただく。

素粒子界は非常に厳しい。研究だけで食べていこうとすると、研究業績を重視する大学・研究所に就職するしかないが、そのようなポストは空きがほとんどない。

運良く空いたとしても、一つのポストに何十人ものOD(オーバードクター)やドクター取得予定の学生が群がるため、その競争率ははかり知れない。

研究だけを専門としない就職口もある。情報処理や工業関係の授業をしながら、研究を続けていくというポストだ。

そのようなポストは、主に地方の教育機関となる。

地方の教育機関では、研究業績より教育能力を重視するそうだ。少子化の影響もあって、定員割れに悩まされているため、教育能力の高い人材をほしがっている。

年齢の問題もある。30歳を過ぎると、一般企業での就職が、まずなくなってくる。35を過ぎると、研究職もなくなってくる。

大変に厳しい世界だ。

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