« Gauge(ゲージ)不変性 | トップページ | 企業と環境保護 »

Wickの定理

場の理論ゼミが進まない(汗)。他のことをしていたら、すぐに時間がなくなってしまう。

気がついたらこんな時間。

もっと効率よく時間を使わねば…

先生が出張に出かけて以来、自主ゼミ形式で場の理論をやっているが、読み合わせが週1になってしまった。

W君は繰り込みの導入とループダイアグラムの章を読み終えているので、先に進みたくてうずうずしている様子。

* * * * *

3、4日前のゼミでWickの定理の証明をした。

Wickの定理とは、複数の場の積を、それらの縮約で分解することができる、ということ。

専門以外の人には意味不明だが、要するに膨大な積を分解して考えることができるということだ。

それぞれ分解された場の積は、物理的描像をそれぞれ持っているわけで、膨大な場の積を簡潔な物理に結びつける、という意味で、この定理は非常に重要だ。

この定理は、ノーマルオーダー積についてと、タイムオーダー積についての2種類がある。

* * * * *

用語解説

縮約…場の積の真空期待値。場の積を真空の状態ではさんだもの。

タイムオーダー積…時間T1とT2に対応した場の積。θ関数というのを使うと場A(T1)とB(T2)の積は

AB=A(T1)B(T2)θ(T1-T2)+B(T2)A(T1)θ(T2-T1)

となる。ここでθ関数とはθ(T1-T2)なら、T1-T2>0のとき1で、T1-T2<0のとき0となる関数である。

ノーマルオーダー積…真空に作用させたとき、必ず全体が0となる場の積。

|

« Gauge(ゲージ)不変性 | トップページ | 企業と環境保護 »

素粒子」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Wickの定理:

« Gauge(ゲージ)不変性 | トップページ | 企業と環境保護 »