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QED TO SECOND ORDER その1

Wickの定理をQED計算に応用すると、何がわかるか?

2次のオーダーでは場が6つ出てくる。その縮約は全部で6通りあるが、まずは縮約なしの場合を考えてみる。

そのまま場の量子論で計算すると、運動量保存を満たすδ関数が2個出てくることがわかる。

そのFeynman diagramは次の形である。

          Disconnected_12

上の図は上下に完全に分離している。つまり、それぞれ独立に電子の崩壊が起こることを意味する。

P1の運動量を持った電子が光子を放出し、P2の運動量を持つ別の電子に変化する。同じく、P3の運動量を持った電子が光子を放出し、P4の運動量を持つ別の電子に変化する。

このような過程は起こらない。なぜならば、電子が光子を放出して別の電子に崩壊することはできないからだ。

それを許すと、瞬く間にすべての電子が光子に崩壊して、この世界が潰れてしまう!

よって、この過程のS行列に対する寄与はゼロである。

上図は、上下の分離形なので、その寄与をdisconnected termと呼ぶ。

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