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コンピューターと素粒子物理

朝一の授業だった、I先生の非線形科学が休講になる。

小走りで講義室に着いたI先生の院生が一言―。

「先生が寝坊したみたいなので、休講になります。」

!?

* * * * *

自身のパソコンに Microsoft Virtual C++ をインストールする。

これで大体のコンピューター作業は1台でできるようになった。

レポートや論文を作成する手順としては

1.Mathematica、C++で数値計算

2.gnuplot、その他の描画ソフトでグラフ出力

3.Illustratorで作図

4.Win Shell、TEXで文章打ち

といった流れになる。

しかし、一つのパソコンですべてできるようになったはいいが、メモリが…

Mathematicaでの膨大な数値計算は多少苦しいかもしれない。

* * * * *

コンピューターの進歩は著しい。

IT業界は依然として沸き立っており、未だとどまる気配はない。

この産業革命以来の“革命”を引き起こしたものは何か―。

それは紛れもなく、物理学である。

コンピューターの部品である、半導体、トランジスタ、電気回路等々は物理学から生まれた技術である。

物理学を究めることが、新たなコンピューター技術を生み出す、といっても過言ではないかもしれない。

素粒子物理は産業や実社会に役立つのか?

これはしばしば素粒子屋に向けられる、業界外の人たちからの質問である。

WWWという仕組みはネットを使う人なら誰でも知っているだろう。

あれを発明したのは、実はヨーロッパのCERN(欧州原子核研究機構)の素粒子・原子核屋である。

膨大な実験データを処理・管理するために発明したそうだが、今や世界中で利用されている。

またMathematicaという数式処理ソフトも素粒子の研究者が開発した。

数式処理ソフトは物理屋はもちろんのこと、経済学や企業などでも、利用されている。

このように、必ずしも素粒子物理が、産業や実社会と無縁だとはいえない。

新たな実験や理論的検証を通して、思わぬ技術が生まれることもありうるのだ。

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