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基礎物理定数

今日はTAの日。

講師の先生は産業技術総合研究所、計算標準総合センターのF氏。産業技術総合研究所は筑波にあり、高エネルギー研究所からもわりと近い距離にある。

授業前、先生とF氏がニュートリノ観測の話をしていた。

10年くらい前、産業技術総合研究所でシリコンをつかったニュートリノ観測の研究がされていたらしい。

先生は自分の計算したモデルの観測の話をしていた。

* * * * *

物理の基本単位の測定法やSI単位系についてのお話を聞く。

驚いたのが、いまだにキログラム原器という測定器が使用されていること。

メートル原器と呼ばれる距離の測定器も昔はあったみたいだが、現在は光の速度を基準にして距離を定義するため、使用されなくなった。

これは光がユークリッド空間で不変定数であるからこその結論である。

メートル原器で重さを測る(つまり分銅で測る)というのは、今の時代から考えるとどうしても精度に問題があるように思えてしまう。重力というのはそれだけやっかいな存在ということなのだろう。

それにしても、単位を正確に測る職業があるとは思わなかった(笑)。進路選択の一つに加えてもいいかもしれないな~。

* * * * *

用語解説

ニュートリノ…素粒子の一種。非常に軽く、物質との相互作用が極めて小さいため、観測が非常に困難。

ユークリッド空間…平坦な(曲がっていない)空間。相対論では光の速度は一定だが、空間の曲がりが激しいと、重力で光速も変わる可能性がある。

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